スピード・柔軟性・全員参加がスローガン
ものづくり力UPを図る製造部門の挑戦。
小林製薬は一般的に「マーケティングや開発が優れた企業」というイメージが先行し、「ものづくりの企業」という評価はまだまだ、というのが現状でした。そのため、“ものづくりの小林製薬”の確立を目指そうと2006年から、『KPM(Kobayashi Production & person Management)構築』を掲げ、“小林流のものづくり・人づくり”体制の構築に取り組んでいます。
取り組み開始から3年目を迎え、グループ全体にKPMプロジェクトが浸透しつつある現在。2007年4月に、KPMを主体的に推進する『KPMグループ』を組織し、全体最適を見た活動の企画と、本部・各工場とが一体になるようベクトル合わせを開始しました。
その協議の場として、毎月、各工場の推進リーダーとKPMグループが集まり、KPM推進協議会を開催し「小林流ひとづくり・ものづくり」を推進しています。
KPM活動により“小林流”の生産方式や教育体制が徐々に構築されつつあり、この取り組みにより、毎期15億円前後のコスト削減と、環境への負荷軽減などが目に見える成果として上げられます。
私たち富山小林製薬もその取り組みを支える大きな柱として、グループ一丸となり、今後もKPM活動を通じて『高い品質とコスト追求の両立』『新製品開発力の底上げ』『全員参加のボトムアップ経営参画』ができる“強い製造現場”の構築を目指しています。
KPM活動の取り組みやその成果を発表する『第1回 KPMおもしろ技術大会』(2008年6月17日:大阪南港コスモスクエア国際交流センター)にて、富山小林製薬の生産技術グループが提案した新技術が金賞を受賞しました。
提案内容は、新製品『消臭シャボン タンククリーナー』の製造ラインにおいて、従来装置の代わりにロボシリンダーを活用するというもの。以前、充填工程と打栓工程で不良が多発し安定生産することができなかった『1タンク液体ブルーレット緊急増産ライン』に対し、新技術であるロボシリンダーを使用することで課題をクリアした生産ラインを構築しました。
すでに他製品の生産工程にも展開したいという声があがるなど、今後の展開が期待されています。実稼動による実績とデータを蓄積させることで、ゆくゆくは医薬品分野への展開も可能に。無限の可能性を秘めた新技術力が、第1回大会の金賞という大きな成果につながりました。





